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“仲良し”になりたいわけじゃない

2022.12.09 sasaki

目指しているのは、“One for all, all for one”チーム。
株式会社キャリママでママを支える佐々木です。

 

さて、タイトルにもありますが、
キャリママは、仲良しチームを目指していません。

“1人1人がみんなの為に、そして皆で一つの目標のために”
という絆で結ばれる強固なチームを目指しています。

佐々木はキャリママに入社をするとき
正直、ママが多い会社=女子=ネチネチ、ドロドロ、女子校…
のようなイメージをもっておりました。

(女子校出身の私の偏見で、すべての女子校がそういうわけではないのですがw)

でも実際に入ってみると…
働くママはとにかく忙しい!
ママ友間のいざこざとか、なんやかんややってる暇もないくらいサバサバしており、
仕事の時はテキパキと連携し、合間で子育ての悩みやあるあるで盛り上がる。

そんな、適度な距離を保ちつつイメージとはずれた“仲良し”なチームでした。

一見、とても良いように見えますが…

この“仲良し”であるがゆえに起こる困りごとが結構あったんです。

メンバーが仲良しだからコミュニケーションがとれていて、
仕事がはかどりそう、離職が少なそうに見えますが、
実際は、そんなこともなく。

  • 部下に後輩に嫌われたくないから、怖いと思われたらどうしようということから、指導が少し甘くなったり
  • 関係をくずしたくない、ギスギスしたくないから、ミスを指摘できなくなったり
  • 何を考えているのかイマイチわからず、気づいたら辞職の申し出が…

というように、全体的な生産性はあまりよくありませんでした。

けれど、“仲良しチーム”でありたくないから…と言って
厳しくしすぎると、今度はついてこれなくなる。

こんな悪循環から抜け出して良い組織になるために

“One for all, all for one”のチーム、
1人がみんなの為に、皆は一人の為にではなく、

“1人1人がみんなの為に、そして皆で一つの目標のために”
という絆で結ばれる強固なチームを作ることにしました。

そのために行っていることは3つ。

 

まずは、
「やらされている」ではなく、自ら「やる」と選択をすること
主体性を持つ意識づけから始めました。

どのポジションであっても、どんな業務についても
何かを決めてやるのは自分。

だから部下や後輩には徹底的に
本人に「どうしたい」を考えさせて、
失敗してもいいからという前提で「やってみれば」を進めています。

主体性が芽生えて根付くまで、人によってペースはありますが
「やらされているではなく、自ら動く」ことで責任をもってやり遂げてくれるようになりました。

 

次に、
お互いの存在が必要不可欠であり、これに感謝すること

サービスを売ってきたから営業が偉い!
チームをまとめてくれているリーダーがすごい!
ではなく、

入社をした以上、1人1人が重要な役割を担っており
そのことをお互いに忘れないような教育に力を入れました。

営業が外でサービスを売ってこれるのは、
事前に資料を整えてくれたり、請求書のフォローをする管理部がいるから。

リーダーが全体を俯瞰できるのは、
フォロワーがリーダーの業務をサッと手助けするから。

(※フォロワーの話は前回のブログで!)

これらを社内専用のSNSで

  • 業務の報告は部署間を超えて確認できるようにする制度
  • ちいさなありがとうから大きな功績への賞賛を称える制度

のように、見えない部分を可視化することでお互いの役割をしっかり認知。
さらに社員同士の「ありがとう」の見える化を徹底しています。

 

最後に、
相手を知り気遣い、信頼関係を保つこと

これが一番難しいのですが、
単純に「知る」「気遣う」ではなく
「心の声」をしっかりキャッチできるように
繋がるコミュニケーションを怠らないことが大事です。

いつかの上田のブログにも書いてありましたが
女の子ってとにかく「大丈夫」と言いがち。
全然大丈夫じゃないのに(笑)

だからこそ、
スパイ(上田の言葉を借りると…)を送ったり
定期的にどうでもいい事で話しかけてみたり。
たまに深い話をしてみたり。

色々な方法を使っていくことが
信頼構築に必要不可欠。

 

主体性・感謝・信頼、この3つの要素をもち
これからも強固な“One for all, all for one”チームで
あり続けたいと思います。

 

最後に…

今年も終わりに近づいてますが、
もうすぐクリスマス!忘年会!
といまから楽しみがいっぱいでワクワクが止まりません♪

去年の写真:綺麗に飾り付けたクリスマスツリー&忘年会での表彰の様子